お客さま本位の業務運営に関する取組状況

当組合は、農業振興を通じて「食」と「農」と「環境」を守り、地域の発展に貢献する事業、活動のもと、「お客さま本位の業務運営に関する取組方針」を公表するとともに、よりお客さま本位の業務運営を実現するため本方針を必要に応じて見直して まいります。
また、 今回その取組状況を公表いたします。

(注)共済事業は、当組合と全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)が、共同で事業運営しております。

埼玉岡部農業協同組合

Ⅰ.取組状況

1 お客さまへの最適な商品、共済仕組みサービスの提供

(1)金融商品
  • お客さまをはじめ地域社会の皆さまが「気軽にご利用できる」をモットーに、暮らしに役立つ様々な商品・サービスを、ニーズやライフスタイル・ステージに合わせご提供しております。具体的には、金融課を中心に商品選定を行い、理事会に承認された商品を提供しております。
  • なお、当組合は、金融商品の組成に携わっておりません。
金融商品
(2)共済仕組み・サービス
  • お客さまが、生活や農業を取り巻く様々なリスクに対して、安心して備えられるよう、最良・最適な共済仕組み・サービスを提供しています。
  • 市場リスクを有する共済仕組み(例:外貨建て共済)は提供しておりません。
  • お客さまに寄り添い、総合保障の提供を通じて、お客さまの豊かな生活づくりや、JAとの長きにわたる関係構築に貢献しております。

2 お客さま本位のご提案と情報提供

(1)信用の事業活動
  • お客さまの金融知識・経験・財産、ニーズや目的に応じて、貯金・ローン・年金・相続等の最良・最適な商品の勧誘とご提供を行います。具体的には、手数料等の重要な情報をパンフレットにより説明し、ご高齢のお客さまに対してはご家族も含めて十分納得、ご満足いただけるよう対応を行っております。
信用の事業活動
(2)共済の事業活動
  • お客さまの家族構成、財産の状況を踏まえたうえで、必要保証額および意向を考慮し、共済種類毎に保障内容をご説明するとともに、ご加入にあたり重要事項説明書(注意喚起情報)を用いて、重要な事項を十分に理解していただくよう努めております。なお、保険の加入にあたり、共済掛金の他にお客さまに手数料はご負担いただいておりません。
  • ご高齢のお客さまに対しては、ご家族にもご理解していただくなど、より丁寧な対応を行っております。
  • 3Q訪問活動を通じた近況確認や保証点検等のフォロー活動を実施しております。

3 利益相反の適切な管理

  • 当組合は、お客さまへの商品選定や情報提供にあたり、お客さまの利益を不当に害することがないように「利益相反管理方針」に基づき適切に管理しております。
    具体的には営業部門から独立した利益相反管理統括部署である管理課を設定のうえ、利益相反のおそれのある取引を特定し、管理しております。

4 お客さま本位の業務運営を実現するための人材の育成と態勢の構築

  • 当組合は、職員への基礎研修をはじめ、各種研修会への参加や金融AMLオフィサーなど資格取得の推進を通じて、高度な専門性を有し公正・誠実な業務運営を実現するための態勢を構築しております。
    また、当組合は、皆さまからお寄せいただいた貴重なご意見を真摯に受け止め、会議等で検討を行い、日々の業務改善・業務運営の向上へとつなげています。